唯一無二

2003年12月16日
昨日も今日も明日も。
過去も現在も未来も。
あの人も僕も君も。
この瞬間。あの色。その声。
感情。

唯一無二なモノだらけなのに
なかなかそれに気づかない、気づけない。
全てが一瞬で全てが一つ。
昨日の僕は今の僕ではなくて
明日の僕は今の僕ではない。
同じ感情なんてなくて
流れる雲みたいなもの。
同じように見える雲も
刻々と変化していて
いつのまにか違う形。
今日生まれた思考は
明日生まれる予定の思考とは
ベクトルは同じかもしれないけど
重なりはしない。

気づいた時にはもう遅い。
そんなモノばかりがあるのにな。

だからできるだけ、終わる前に気づこうとしてる。
上手くいかないけどね。

全てが一つなんだから
全てが大事。

幸せも不幸せも。

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幸せって、そこらへんに転がってるんよな。
「好きな音楽が聞けた。」
「キレイな夕焼けを見た。」
「おいしいオニギリを食べた。」
「お風呂が気持ちいい。」
「夜気の匂い。」
当たり前の中の幸せ。どうして気づけないんかな。
相対化?なくさないと気づけない?

要は+−の電気パルス。ドーパミンとかセロトニン
とか。ノルアドレナリンとかアセチルコリンとか。

そこに人間は「感情」とか「価値観」とかが入る。
恣意的な意味付け。本当はそこには理由はない。
あるとすれば、人間として生きていく上で必要な
道徳という幻想がルールとして機能しているだけ。

不幸せは幸せなこと。不幸せがあるおかげで幸せを
感じられる。
でも幸せがあるせいで、不幸せが存在として生じる。
じゃあそんなものが無かったら。
機械としての存在、になるんかな。

学校にいる時。ただみんなと共有している時空が
こんなにも大切で大好きだと気づかなかった。
もう少ないんよな。少しブルーになった。
ブルーになるぐらいに、大切な時間だったんだな。

もっと早く気づきたいな。
ほんとうは残りが少なくなっらから、大切になった
んじゃなくて
初めから価値は同じだったんよ。
気づけなかっただけさ。
当たり前の幸せ。全ての存在。
みんな大好きです。まだまだ何も知らない若造だから
言えることなのかもしれないけど、
何も知れないからこそ言えるとも言える。
今の自分にしか語れない言葉。
全てが唯一無二。

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