つき

2004年1月7日
今日は満月っぽい。
透き通った空だな。
空気も清浄。

本当に
透明な空だ。
月の白銀の光も冷ややかに
李白の「静夜思」状態。

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お腹もかなり良くなったな。
明日もお粥を食べますかぁ。


何か最近、家族以外に会ってないような気が…。
さっき、二日ぶりに外に出たしな。
人恋しい。
つーか
ゲイ恋しい(爆)。
温もりが恋しいぃ。

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確かに
一番近くて
一番遠い
存在。
自分。

自分という他人。
他人の心は分らない。
たとえ心理学学んでいても分らない。
(分らないことが分っただけでも進歩だけどね。)
自分の心だって
完全には分らない。
フロイトさんの提唱した「無意識」なるものが
存在するから。
自分の考えとか真意とか分らなくても
何で行動が維持されているのか分らなくても
行動はできる。

自分は
誰よりも理解できる可能性を秘めた
他人。

まぁ、あんまりこの考えを突き詰めていってしまう
と、自分に帰って来れなくなりそうで恐いけどね。

自分のことを完璧に分っている人なんていないでしょ?
細胞がいくつある?
今胃はどんな形している?
神経のどの部位でカリウムが多くなっている?
今一番何がしたい?
自分は何?
どこへ向かおうとしているの?

とかね。全然分んないことも多々。
それじゃぁ、他人も同然か?
ただ、誰よりも理解できる可能性があるという点で
違うのかなぁ。まぁ、この考えは、自分に対する
理解
という側面でしか、考えていないのだけどね。
他にも
能動性
単一性
同一性
という側面もあるでしょう…。
この側面の障害、自我の障害を一つとするのが
Schizophrenia。
ってか?
ある意味哲学だな。
「われおもう、ゆえにわれあり」
とか。

自分は何かってこと。
他人は何かってこと。

分らなくても
進めます。
分っていたら
少し安心して進めるだけかな。

その安心が重要だったりするんだけどね。

不安定の中に生きている。
相対の中に生きている。
可能性の中に生きている。

「ゼロ」なんて本当はないのかもしれない。
「ない」って言い切った時点で
「ゼロ」は存在してしまうけど。
「絶対」がないって言ってしまったら
「絶対が絶対ない」という絶対が存在するという
「矛盾」。

確か数学では、実数空間の方が異質なんだったけ?
虚数空間の方が大きいんだったけ?

それと似たようなもんかな。

矛盾の中に生きている。

線は本当はない。
境界もない。
可能性としては存在するけど。
そう。
分けられないんだよ
君と僕とは。
君という物質と
僕という物質。
その間を満たす空気という物質。
そこにあるのは、構成物の密度の違い。
でもさ、
きっと空気と自分との間って
緩やかな密度の違いなんじゃないかな。
ものすごく拡大して見ればだけどね。
そしたら、
明確な境界は存在しない。
物質だって、結局は同じ陽子と電子で出来てる
のかもしれないんだから。
そしたら
「人類みな兄弟」
だよな。
人類どころか、
他の生命体も
石ころも
つきも
風も
つながっているし、
同じモノ。

どうやって君と僕とを分けられるんだ?
君と僕とは他人ですか?
そしたら、
もっとも身近で遠い他人である自分も
結局は自分か。
他人も自分なら。

回り道して
自分に戻って来てしまったな。
自分は他人で
他人は自分。
分けることで
矛盾が生じる。
分けなきゃいいんだけど
線を引かないと不安だからね。
だから他人と自分が生まれ、
自分の中にも他人が生まれた。

分けなければいいんだよ。
ループしてる。
メビウスの輪?
裏が表で
表が裏。
青い鳥は
自分のすぐそばにいたんだよ。
求めているものは
きっとそこにある。
気付かないだけ。
気付けないだけ。

不確定事実の中で
確定事実を求めてる。
そんなふざけた生き方も
おもしろくて
いいのではないのかな?
不安なら
どこでもいいから線を引く。
新たな不安や矛盾が産まれるかもしれない。
けど
また線を引く。
いつかは
そんなのが産まれない線が引けるかもよ。
可能性はゼロではないんだからね。

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