4つの自分

2004年1月10日
<始まりはイド>
泣きたいんだ
叫びたいんだ

あんたが羨まし過ぎるんだ。
何で僕が望むモノばっか手に入れるんだ?
何で僕の手には何も入らないんだ?
不公平ちゃうか。

近くに来んな。
近寄るな。
心に入って来んな!(怖い)

嫌いだ!(好きだ)
近寄るな!(寂しい)
壊してやる、何もかも。(そんな勇気もないくせに)
一番嫌なことをしてやる。
あんたなんか大嫌いだ!(愛してください)
何処か行ってしまえ!(ここに居て欲しい)

見たくも会いたくもない!(そっとしておいて)
出会わなきゃよかったよ。
会わなかったらこんな感情も
惨めな思いもなかったのに。

僕に何も望むな!
何でも持ってる奴なんかにあげてたまるか!
てめえがヨコセ。
求めるんじゃねえ!
イヤダイヤダ。
消えたい(誰か見つけて?)

そんな顔するな!
見たくもない!(会いたい、抱きしめて欲しい)

全て0にしたい。
消えてしまえ。
いっそ僕が消えてしまおうか?(嫌だ、生きたい)

苦しい。楽にして。全てから解き放って。
もういやなんだ。大っ嫌いだ!!

<次がスーパーエゴ>
そんなことをやっても、思ってもだめ。
相手がどんな気持ちになってしまうか分るでしょ?
相手もきっと色々あるんだから。
今のあなたは疲れているのかもしれない。
嫌なことも一杯あったでしょ?
でも我慢しましょう?
相手を愛しましょう。
考えればきっと、いい案が浮んで、いい方向に進む
はず。
壊れたモノはなかなか元には戻らないよ。
壊すよりも育むことを考えよう。
嫌うよりも好きになろう。
一時の感情に流されてしまっては、
一生後悔することになるかもしれないよ。

<そしてエゴ>
自分がしてきた結果が帰ってきたのさ。
今はすごく苦しい。
でも自分の行動の結果だ。
それが嫌なら
これからどうしたらいいのか考えよう?
今は確かに時間がないからね。
上手くなかなか進まないよ。
それは当たり前なんだから。

結局は
今できることしか
できないでしょ?
じゃあ、今できることをしよう。
結果が勝手にやって来るんだから。
嫌な結果がやって来たとしても
良い結果がやって来たとしても
本当はどっちでもいいんじゃない?
それで死ぬわけではないし
それで終わりでもない。

まだ先がある。

未来は決まってはいない。
ただ、今の行動の結果が
自然とやって来るだけのこと。
それに何かしらの感情を伴わせるのは
自分なんだから。

でも
これは言い訳。自分に対する説得。正当化。

<第三者的自己―メタ認知的自己>
天使と悪魔と板ばさみの自分。


3つのどれも大事なんだ。

イドは本心をあらわしているし
自分を守ろうとしている
生きる上で。

スーパーエゴも自分を守ろうとしている。
ただし、社会的な立場における自分を。
処世術。

それを両方考えて、最善だと思う方法で
生きていくのがエゴ。
根源的生命としての自分と
社会的生命としての自分と
その二つの折衷を司るエゴ。

ただし、エゴも万能じゃないから
どっちかに偏ったりする。

衝動と理性。

どっちが勝る?

二つが強いとエゴは最後の手段を採る。

「狂い」

スーパーエゴとエゴの存在の消去。
根源的生命に還る。
ただ生命活動をするだけのモノに。

最後に残るのは
最初に生まれたモノ。

生きるという最低限のことをすることのみを
目的として存在する存在。

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