春の夜

2004年3月28日 一瞬の感情
ふとした瞬間におぼえる寂しさ。
懐かしさとともに、悲しさも。

冬のあの冷たさがなくなるからかな。
アッタのがナイに変わるからかな。

「全部、君だった」を聞きながら、ふと優しさについて思った。
どこまで優しくなれるんかな?ヒトに自分にも。
強さのある優しさが欲しい。
冬の中にもきっと優しさがある。
ただ、春の前ではかすんでしまうだけで。
冬はチューリップを咲かせてくれる。
寒さを知らないチューリップは春に咲かないから。
春に気がつけないんだよ。
「互いの拭いきれない寂しさを
 冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた
 心にもない裏腹な言葉で
 わざと二人は傷つけあったね
 今なら上手に伝えられるかな
 いつも微笑みに答えたかった
 胸も切なくてかきむしるほど
 全て、君だった。」
近づくほど、遠ざかってしまって
好きだからこそ、傷つけてしまって
そうやって、自分を見続けて欲しいのかもね、不器用だから。

此処から、今から
始まって、始める。

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